包茎手術は切らないのが名古屋流

私が包茎に気がついたのはもうずいぶん昔の事です。高校生の頃だったと思います。ですから、約２０年放っておいたわけですが、とうとう手術しました。と言っても切って縫ったわけではなく、切らずに治してもらいました。実は、こんな事になったのにはあるきっかけがありました。私は通勤で電車を使うだけでなく、仕事の移動も電車、プライベートの移動手段も電車なので、よく電車内で話している人たちの会話が耳に入ります。ラッシュ時はみんな小さな声で話しているので、それほど大した話は聞かれないのですが、すごいのは昼間です。

空いている車内だと、とんでもない話を大きな声で話す人がいます。特に、長いベンチシートでなく２人がけの横座席の時は、前に人がいることに気がつかずすごい内容を聞こえるような声で話す人がいるのです。「イケメンでも剥けてないのサイアク〜！」「そうそう。剥けてないの、マジ感じないし。感じたふりしてやってるのに、全然気がつかないなんて、あり得ないよね」「そっちも？やっぱ、見た目ほどほどでもしっかり剥けてる方が長い目で見たらいいよね」「そうそう。結婚するなら剥けてるの重視だね」……こんな会話を真後ろでされてしまいました。寝ているふりをして聞いていましたが、かなり動揺しました。その数日後、私は包茎治療のカウンセリングを予約しました。

名古屋で麺類と言ったら、スガキヤのラーメン、山本屋の味噌煮込み、ヨコイのミラカン、味仙の台湾ラーメン、若鯱屋のカレーうどんと有名どころがたくさんあります。でも、私がよく食べるのは名古屋駅のホームにある住よしのきしめんです。立ち食いだからと言って侮ってはいけません。個人的には名古屋一だと思っています。 住よしにはいろいろな具のきしめんがラインナップされていますが、やはり揚げとネギとかつおだけのシンプルなものが一番だと思います。シンプルイズベストというやつです。１杯３４０円と喫茶店のモーニングより安いので、ふところがさびしいときは本当に助かります。

名古屋駅は各ホームにきしめん屋があり、新幹線ホームにもある住よしには在来線ホームの店の方がうまいなどという都市伝説もあります。でも、私がいつも利用している東海道本線のホームの店もたまに利用する新幹線ホームの店もほぼ同じだと思います。 もちろん、ホームを出れば立ち食いでなくて、もっとうまいきしめんを食べさせてくれる店はあります。でも、倍くらいの値段なのにイマイチという店もざらです。だから、あのきしめんは出張で名古屋にみえる方には一番安く味わえる名古屋めし、名古屋の我々には安い、早い、うまい３拍子そろったソウルフードといったところですかね。

電車内での若い女の子２人の赤裸々すぎる会話を耳にして、自分が４０を前にしても結婚できない理由を突きつけられた気がしました。これまで、女性は包茎などあまり気にしていないと思っていたし、そもそも相手が包茎でも気がついていないのではないかと思っていたのです。だから、平気な顔をして女性の前にさらしてきたし、普通にやることもやってきました。でも、いつもつきあいが長続きせず、と言うかいつも関係が深くなるとすぐに別れることになっていたので、どこに問題があるんだろうと悩んでいたのです。それが、この会話ではっきりしました。包茎は女性にもばれていて、しかも感じないからいやがられているというのです。このことがわかった以上、放っておくのはバカでしょう。すぐに対処しなければと思いました。

でも、私にも日々の仕事があります。だから、あまり動けない時間が長いのでは困ります。それで、一応電話で質問してみました。たまたま見つけたのが名古屋駅の近くにある「本田ヒルズタワークリニック」というところだったので、そこのフリーダイヤルで聞きました。すると、「実際にカウンセリングで見てみないとはっきりしたことは言えませんが、真性包茎などでなければ、多くの場合切らずに治せます」ということでした。「一度カウンセリングを受けてみて下さい」と言われたので、そのままカウンセリングの予約を取りました。 後でわかったことですが、本田ヒルズタワークリニックの本田院長は切らない包茎治療の第一人者で、日本で最も予約が取りにくいことで有名なクリニックでした。でも、私の場合、ちょうど空いた隙間に入れてもらえたのか、けっこう早く診てもらえました。クリニックが営業周りをしているエリアの中にあるので、カウンセリングの日もあまり深く考えず、仕事中の時間を使ってカウンセリングを受けに行き、そのままの流れで治してもらったのですが、後でよく考えると、もし切っていたら大変なことになっていました。でも、切らなかったのでそのまま何の不自由もなく普段通りの生活を送ることができました。助かりました。

けっこう治療にお金はかかりましたがローンが組めます。剥けたばかりのときは、スッキリする反面、いつも皮をかぶっていた部分がパンツにこすれるとけっこう痛く感じました。それさえ耐えられればとても爽快です。この状態で相手が感じなかったら、確実に自分のテクの無さが原因になってしまうので、テクを磨いて４０までには嫁さんをゲットしたいと思っています。

総院長：本田昌毅
住所： 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町14-12　セントラルWESTビル5F
電話： 0120-84-0836
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